ＣＢＲ１００ＲＲ－Ｒをご所有・ご購入のお客様へ

下記の通りリコールが開始されることとなりました。
現在、交換部品の準備中でありすぐに作業が出来ない状況でございます
部品準備が整いましたら改めてご案内させて頂きますが、現在の部品供給予定は３月下旬～４月中を予定しております。

※お客様各位
　この度、ご愛用いただいております二輪車につきまして、１速ギヤでの高回転走行を行うと、オイルクーラアウトレットパイプ付近の温度が高くなり、ホースが破裂し、エンジンオイルが漏れるおそれがあることが判明いたしました。
　現在本件の無償修理実施の準備をいたしております。
　つきましては、無償修理実施までの間、不具合事象の発生につながる可能性のある、
下記のようなご乗車の方法をお止めいただきたく、お願いいたします。

※「リコールの改善措置が実施されるまで１速ギヤ で 5,000回転/分 を超える運転をしないでください」

１速ギヤの高回転域で、先行の大型車等との車間距離が短い追従走行を行うと、オイルクーラアウトレット
パイプ付近の温度が高くなり、ホースが裂けてオイルが漏れ、漏れたオイルが排気管に付着して発煙し、最悪
の場合、オイルが後輪タイヤに付着して、スリップによる衝突やお客様がお怪我をされる危険性が生じます。
「乗車前の始業点検時でオイル漏れを発見した場合」または「走行中のオイル漏れや警告灯点灯が発生した
場合」は走行を停止し、直ちに購入店もしくは最寄りのHonda二輪販売店へご連絡をお願いいたします。



●不具合の内容　
原動機において、オイルクーラアウトレットパイプ樹脂ホース部の遮熱対策が不適切なため、１速ギヤの
　高回転域で先行の大型車等との車間距離が短い追従走行を行うと、排気管の輻射熱で当該ホースの表面部
　が溶融することがあります。そのため、そのまま使用を続けると、ホースに亀裂が発生し、エンジンオイ　　
　ルが漏れ、漏れたオイルが排気管に付着して発煙し、最悪の場合、オイルが後輪タイヤに付着して転倒す
るおそれがあります。

●改善の内容
　全車両、遮熱板を追加するとともに、オイルクーラアウトレットパイプを新品に交換します。なお、改善
　措置用部品の供給に時間を要することから、使用者に当該不具合の内容を周知するとともに、１速ギヤで
　の走行に関する注意事項を案内し、準備ができ次第、交換します。

●対象範囲
CBR1000RR-R 　車体番号対象範囲SC82-1000009～1001485
※上記対象範囲内には対象外号機が含まれます。（対象外1001459，1001480，1001483）


※「リコールの改善措置が実施されるまで１速ギヤ で 5,000回転/分 を超える運転をしないでください」